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JR完全乗車の旅JR complete

2015年9月6日(日) 首都圏周遊兼リハビリの旅


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本業の多忙な夏が終了し、ようやく旅三昧の秋がやってきました。
日記でも予告どおり、シルバーウィークには大規模な旅の計画もしていて、そちらの準備もほぼ完了し、あと半月程で実行に移すのみとなりました。

・・・しかし、約5ヶ月のブランク後にいきなりそんな大旅行をして、大丈夫なんだろうか?という不安もあります。(いや、あまり無いけど一応話しの流れ的に)
また、多忙期とは言え、1日くらい近郊を巡る旅ができるだろうと思っていたのですが、実際には休日は寝るばかりで、結局近郊の乗りつぶしができていませんでした。

という訳で、大旅行を前にしてのリハビリ小旅行を実行してきました。





今回、使用したのは完乗の旅初日(2月21日)にも使用した、「休日おでかけパス」。
東京近郊の複雑な路線を、休日に手軽に安価に乗りつぶすのに最適な切符です。
今日の旅で、この切符の範囲内にある路線は、大部分が完乗となるはずです。

ちなみに、大正義「青春18きっぷ」は、購入さえしておけば9月10日まで使用可能なので、今日から5日連続使用すれば消化可能ですが、流石にそれは却下。
普通の週末に、手軽な旅をしておくとします。

今回のスタート地点は、おなじみ戸塚駅。





以前にも何度か乗車している、5時58分発の東海道線 沼津行き。
今日は、この電車で茅ヶ崎まで行きます。





今日は朝から曇り模様。
夕方から雨となるようなので、一応かばんに折りたたみ傘を入れておきます。

日曜の朝早くだというのに、東海道線内は相変わらず満員状態。
今日も関東の交通の大動脈は、絶賛活躍中ですね。

17分乗車して、途中の茅ヶ崎駅で下車します。





茅ヶ崎駅からは、相模線に乗って八王子まで行きます。
本来、八王子に最速で行こうと思えば、横浜線に乗る所ですが、そちらは帰りにも乗るし、以前乗車したとき(3月21日)は景色が見れなかったので、こちらにしました。





相模線の車両。
こちらも、東海道線よりは少ないものの、乗客で席がいっぱいになるほどでした。
車窓からの景色は、時おり相模川が見えるものでしたが、基本的には住宅地や畑の中を通っている感じでした。

途中、早起きの疲れからか、ウトウトしながらも70分程乗車し、八王子に到着。
(ちなみにこの日は朝2時起きでした。前日に昼寝し過ぎて、夜眠れなかった・・・。)





八王子からは、中央線に乗って一旦、東京方面の立川まで戻ります。





立川からは、本日最初の未乗車路線である青梅線(おうめせん)に乗車します。





青梅線の終着駅は奥多摩駅。れっきとした東京都です。
都心から2時間で行ける山奥ということで、首都圏の人々が休日にアウトドアに出かける格好の場となっている(らしい)場所です。





奥多摩行き車両。
乗客の中には山登りの格好をした人や、折りたたみ自転車を持った人、BBQをすると思われる集団など、山目当ての人が多くいました。

この青梅線ですが、始発の立川駅から途中の青梅駅までは住宅地を通っているため、あまり「山」という印象がありませんが、青梅駅を過ぎた辺りから、山中に入ってきます。





山間の風景。





畑が広がる風景。
確かに、この写真だけ見せられても、東京都という感じはしませんね。





うん、これなら週末のんびりと自然の中で過ごしたい、という人が集まるのも分かりますね。





途中駅では、登山客が多く下車して行きました。
私は断然インドア人間なので、引退しても山登りを趣味にはしないだろうなぁ。
もちろん、車窓から眺める分には山は大好きですけど。





東京都も、小さいながらも色々な場所があるものですね。





多摩川にかかる橋と、川原でキャンプをする人々(見えにくいけど)。
今日はこの後、雨が激しく降るようですが、あんなに川の近くに張っても大丈夫なのかな?





まぁ、私はアウトドアには無頓着なので、気にしないことにします。





途中の「鳩ノ巣駅」。何とも面白い名前の駅ですね。
後で調べてみたところ、この駅は桜が多く植えられており、春の時期には桜が見どころになっているのだとか。
それは是非、また春に来てみるとしましょうか。





またもや多摩川の様子。
こちらでは、カヌーを楽しむ人達の姿も見えました(やはり写真では見え辛いですが)。

そんな、東京とは思えない風景に感心しているうちに、終点の奥多摩駅に到着しました。





奥多摩駅名標。
思っていたよりも新しく、そして無機質な名標ですなぁ。





駅周辺の様子。





そして、恒例のどん詰まりを撮影。





もう一つあったので、こちらも撮影。





山奥ながらも首都圏から近いため人も多く、綺麗な観光地の駅という感じです。





奥多摩駅舎の様子。
なかなか風情があって、良い感じの佇まいですね。





駅近くの橋から見る、多摩川の様子。





同じく。やっぱり、川のすぐそばでキャンプをする風景が見られます。





川の上流方向。
うん、アウトドアをしなくても、この風景を眺めるだけで充分に癒されました。

ある意味、今日のメインイベントをこれで終えたので、塗りつぶしの旅を再開します。





ここ奥多摩駅からは、青梅線を乗り継いで、途中駅の拝島(はいじま)まで戻ります。





拝島駅に到着。





おお、拝島駅ってこんなに大きな駅だったんだ。





かなり大きい駅です。
もしかしたら、茨城最大の水戸駅よりも大きいかも。(3月1日の旅日記参照)

調べてみると、7・8年ほど前までは小さい駅舎だったのが、西武鉄道との連絡の関係もあり、大改築をしたそうです。
さすが東京、どこへ行っても人が多く、駅の規模も段違いに大きいですね。
おかげで、駅の外に出る事なく大手牛丼屋のお世話になることもできました。





さて、この後は五日市線(いつかいちせん)に乗車して、終点の武蔵五日市駅に向かいます。





五日市線車両。
東京はどこへ行っても駅も大きいけど、車両も長いよなぁ。

五日市線はわずか11.1kmの短い路線の為、乗車時間も17分程で終点に到着しました。





武蔵五日市駅ホームの様子。





どん詰まり撮影。





駅に至る路線。





駅周辺の様子。





先ほどの奥多摩より山奥度は下がりますが、それでも都会に疲れて息抜きにくる程度には落ち着いた感じですね。
ここでも、やはりBBQをすると思われる集団が多くいました。
別にBBQ自体はいいけど、昼間から酒を飲んで大声で話すのは控えて欲しいものですな。
まぁ、人が多い地域は仕方の無いことですけどね。





駅舎全景。
木が邪魔で、イマイチ様子が分からない・・・。





もう少し近くに寄った図。
微妙な雰囲気の噴水も良い味出してます。





駅名の書かれた、年季の入った看板。
駅舎全体の新しい雰囲気とは対照的な感じです。

先ほどよりも手軽な山奥感を味わった所で、次の目的地に向かいます。





まずは、先ほどの拝島駅まで折り返します。





次に乗車するは、川越線。
川越線は本来、高麗川駅と大宮駅を結んでいるのですが、こうして八高線との連絡運転も行っているようです。





八高・川越線車両。
・・・何か、窓が汚いなぁ。





八高線沿線の風景。





そして、高麗川駅を経由して川越線に入ります。





途中の入間川。
入間川はこのあと、荒川にそそいでいるようです。
例によって、列車に乗っていると川に詳しくなるパターンです。





水田が広がるのどかな風景です。





拝島駅を出発して45分、川越駅に到着しました。





ここ川越からは、大宮方面の新木場行きに乗車します。
・・・ここから京葉線の新木場?
一体、どういう経路でそんなところまで行くんだ?と調べてみると、
川越から大宮までは川越線、大宮から大崎までは埼京線、大崎から新木場まではりんかい線とのこと。
(運行上の名称『埼京線』内、大宮ー池袋は赤羽線、池袋ー大崎は山手線が正式名称。)

乗り入れやら運行上の名称やら、何だか良く分からねぇなぁ。
首都圏の鉄道がこんなに複雑だとは、今回の旅を始めて改めて実感しました。
その複雑さ故に、後で一つちょっとしたミスをしてしまいます(というか、計画段階で既にミスしていたのですが、この時はまだ気付いていません)。





やってきた、川越線兼埼京線(赤羽線兼山手線)兼りんかい線の列車に乗車します。





停車駅の紹介。
今思えば、この時に赤羽で降りずに新宿まで行っていれば、最適だったかもしれない。





とにかく、この時に私は赤羽駅で下車。
この辺りから山手線圏内をあちこちに移動するため、乗車時間が短く、乗り換えが忙しくなります。



 

ちなみに、山手線近郊の各路線図(wikipediaより転載)。
同じ駅に行くにしても複数の路線が存在していたりするので、乗る電車にはくれぐれも注意しなければなりません。
決して間違えないように!(前フリ)





赤羽からは上野東京ラインに乗車し、上野駅まで行きます。
上野東京ラインは高崎線を通る為、赤羽ー尾久ー日暮里ー上野を経由します。





上野駅到着。





上野からは、山手線の池袋駅まで乗車します。
これで山手線の約半分の区間を乗車することになります。
(ちなみに、山手線の正式な路線区間は品川ー田端のため、今回の上野ー田端は東北本線、田端ー池袋が本来の山手線ということになります)





池袋駅に到着。





ここ池袋からは、赤羽線(池袋ー板橋ー十条ー赤羽)を乗りつぶすべく、湘南新宿ラインに乗車します。
・・・と、乗車してドアが閉まった時点で、ある事に気付きます。

「あれ?次の停車駅は・・・いきなり赤羽?」

・・・乗るべき電車を間違えた!

いや、正確には予定通りに電車に乗ったのですが、その「予定」が間違っていたのです。



 

解説の為の埼京線路線図(wikipediaより転載)。
本来なら、池袋から埼京線に乗って赤羽に向かう所なのですが、湘南新宿ラインに乗ってしまったことで、池袋ー田端ー赤羽と至ることになってしまい、赤羽線が乗車できなくなってしまったのです。
確かに、赤羽に着く速さから言えば湘南新宿ラインで正解なのですが、つい路線乗りつぶしの事を忘れてしまっていました・・・

さて、ここで考えるのが、「この後どうするか?」

赤羽駅から直ぐに埼京線で池袋に折り返せば、赤羽線は乗りつぶせますが、予定していた乗車計画の時刻に大幅な変更が生じます。
一方、この後で新宿駅まで立ち寄る予定があるので、そこから埼京線で赤羽駅までを往復した後に計画を続行する方法もあります。

悩んだ結果、旅の行程への影響が少ない後者を選ぶ事にしました。
幸い、今日はリハビリの旅で時間にも行程にも余裕があるため、多少の時間ロスは問題ありませんしね。

という訳で、とりあえずしばらくの間は計画通りの乗車をすることにしました。





数分後、赤羽駅に到着。
ただし、先ほども認識したように、この池袋ー赤羽の乗車は結果的に何の意味もありませんでした。





赤羽駅からは、京浜東北線で田町駅まで乗車します。
停車駅は、赤羽ー東十条ー王子ー上中里ー田端ー西日暮里ー日暮里ー(中略)−東京ー(中略)−田町です。
赤羽から東京までは東北本線・・・のはずですが、なぜか東北本線は東十条や王子を経由せず、先ほどの赤羽ー尾久ー日暮里ー・・・を経由します。(理由は良く分かりません)

良く分からないけど、とにかく京浜東北線に乗車しないと完乗したことにならないので、そうすることにします。





スッキリしない気分のまま、田町駅に到着。
ここからは山手線に乗車して、池袋駅まで至ります。
途中、品川駅を通るため、これで田端ー品川の山手線を完乗したことになります。





池袋駅からは湘南新宿ラインで、先ほど通過した新宿駅まで戻ります。





世界最多の乗客者数を誇る駅、新宿に到着。





新宿から、中央・総武線線(各駅停車)で錦糸町まで行きます。
この中央本線のように、快速と各駅で経路が異なる路線というのも、なかなか厄介なものですね。





24分で錦糸町駅に到着。





錦糸町駅前の様子。
外は天気予報どおりの雨。それも結構な本降り。
まぁ、駅や電車の中で旅している分には、全く困りませんけどね。





当駅からは総武線(快速)で折り返し、東京駅で下車します。





錦糸町駅ホームから見る、スカイツリー。
雨模様にも関わらず、かなり近くにクッキリと見えます。

調べてみたところ、ここからスカイツリーまで直線距離で1km程しかないんですね。
それって、何気にJR駅の中では最寄駅ってことになるのか。
今後、使うかどうか分からないけど、覚えておくとしよう。





ホーム内にそば屋があったりと、なかなかの規模を誇る駅、錦糸町でした。





総武線快速兼横須賀線の列車、入場。
ここから3駅で東京駅です。





途中の馬喰町駅。
昔は、日本で一番海抜の低い駅とされていましたが、計測間違いがあっただの何だので、最近は海抜の低さはウリにされず、「問屋街と歴史のある町」となったそうです。
・・・いまいちピンとこねぇなぁ。

ちなみに、現行の駅で海抜が一番低いのは、東京駅の京葉線ホーム(−29.19m)とのこと。





その同じく東京駅の総武線地下ホームに到着。
このホームが海抜何メートルかは知りませんが、ここも結構地中深いんですよね。
(地下5階です)





その地下深いホームから約10分かけて地上へ出て、さらに長いエスカレーターを登って中央線ホームに到着。
中央線ホームからは、昨年改装工事が終わった東京駅に外観の一部が見られます。





ここから中央線(快速)に乗車。





先ほども来た、新宿駅を再訪します。





ここで、先ほど取りこぼした赤羽線を塗りつぶすべく、埼京線に乗って赤羽にて下車、直ぐに取って返して新宿駅まで戻ります。
赤羽駅では、到着して直ぐに向かいのホームの列車に乗車できた為、待ち時間0分を達成できました。
・・・まぁ、「用意周到に準備して余裕を持って行動する」という姿勢からはかけ離れた姿でしたけどね。
今後は、計画段階でもっと周到に調査しておくとしましょう。





さて、赤羽線の為に中央本線を途中下車した訳ですが、これで心置きなく中央線の旅を続けられます。
途中、立川駅まで来た所で、中央本線を「ほぼ」完乗しました。

この「ほぼ」と書いたのは、中央本線が2つに分岐する諏訪湖付近の塩尻ー小野ー信濃川島ー辰野のルートが未乗だからです。
(一方の塩尻ーみどり湖ー岡谷ルートは、3月29日の名古屋日帰りの際に乗車しています)
さすがに今から諏訪湖まで行く訳にもいかないので、こちらはいつか長野方面へ赴く際に乗りつぶして、中央本線完乗としましょう。





途中の八王子駅に到着。
ここから横浜の自宅まで帰る方法といえば・・・





当旅日記ではおなじみの横浜線。
終点は、こちらもおなじみ東神奈川駅
たまには直通運転の桜木町終点の車両に乗せなさいって。
そんなに東神奈川駅で乗車してほしいんですかね、JRは。





この時点で雨は土砂降り。
ああ、最寄り駅から自宅まで帰るのが嫌だなぁ。





そしてやってきた横浜線。





今日の横浜線占いは、長津田駅(ながつたえき)。
何回も乗った路線だし、既に辺りは真っ暗だしで、横浜線内では爆睡。

その後、東神奈川駅にて乗り換え、わずか1駅で横浜駅に到着しました。





途中、乗車する列車の選択間違いはありましたが、冷静に対応して、行程への影響を最小限に抑えることができました。
今後、旅をしていく上で、予想外への冷静な対応も必要になる場面があるでしょうね。

今回の旅、リハビリ代わりの手軽なものでしたが、それでも新たに5路線を完乗することができました。
(青梅線、五日市線、川越線、山手線、赤羽線)
まぁ、逆に言えば、これで近郊で手軽に乗りつぶせる未乗路線はほとんど無くなってきたので、ここから先は遠出が必要な旅が多くなってしまうんですけどね。
とは言え、もとより全国のJR路線を完乗しようという訳ですから、いつかは全て乗ることになるんですけどね。


さて、これで次に迎えるはシルバーウィークの大旅行。
暦どおりの休日の上に、仕事の夏休みを繋げるなどして、なるべく長く、なるべく多くの路線を完乗してこようと思います。
とりあえずあと10日程は体調管理をしっかりして、準備も万全にして旅立とうと思います。





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