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JR完全乗車の旅JR complete

2015年12月12日(土) わくわく札幌観光の旅


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前回の完乗の旅から2ヶ月弱が経ち、一時期あれだけバタバタと全国各地を飛び回っていた気分が、ここしばらくは落ち着いてきていました。

しかし、本日12月12日は
地球デビュー30周年記念・期間限定再集結 聖飢魔Ⅱ 続・全席死刑TOURの札幌公演の日です。
以前なら、ミサ参拝のためにわざわざ北海道まで行こうと思わなかったかもしれませんが、今は長い完乗の旅の途中でもあります。
全国各地、訪れる理由があるのなら、それにかこつけて出向いて鉄道にも乗ってしまおう、というのが最近の方針です。





さらに今は、おなじみ「青春18きっぷ」の利用期間内でもあります。
鉄道乗りかつ悪魔教信者の私にとって、これで「わくわく」しないわけが無い!
という事で、完乗の旅・兼・札幌ミサ参拝の旅を敢行することとなりました。





本日の出発地は、横浜駅。
と言っても、JRでは無く、京浜急行線(京急)の方です。
JR完乗の旅なのに、わざわざ京急に乗る理由と言えば・・・





当然ながら、羽田空港へ行くためです。

今年の9月に人生初の北海道旅行を、ほぼ全行程鉄道で成し遂げた訳ですが、そうは言っても北海道は遠い!
通常の土日2日間で行き来しようと思えば、当然ながら飛行機を使わざるを得ません。
私自身、これまでの人生で何回も飛行機に乗ったことはありますが、完乗の旅としては初利用となります。





京急蒲田駅で乗り換えて・・・





羽田空港国内線ターミナル駅に到着しました。
横浜駅から空港内の鉄道駅まで、30分弱。
ここから全国各地の空港に朝一で飛べる利便性を考えると、JR完乗に飛行機は欠かせない存在ですね。





一応、京急空港線のどん詰まり方向をカメラにおさめておきます。
羽田へは今後、何度も来ることになるでしょうから、大して珍しい光景でもありませんけどね。





羽田空港国内線ターミナル。
私が以前来たのは・・・そういや昨年、仕事の関係で来たなぁ。今、思い出しました。





本日搭乗するのは、7時発の札幌(新千歳空港)行きの便。





飛行機を使えば、千歳までわずか1時間半で着いてしまいます。
ちなみに、9月に鉄道で旅をしたときには、寄り道しつつも、札幌まで2日半かかっていました。
まぁ、今回は道中が重要ではなく、向こうへ着いてからの鉄道乗車が重要ですからね。
何より、今日中に着かないと悪魔のミサに参加できないし。





それでは、いざ北海道への旅スタート!





多少の遅れはありつつも、飛行機はほぼ2時間程で新千歳空港に到着しました。





空港からはJR新千歳空港駅が接続しており、時間やお金のロス無く完乗の旅がスタートできるようになっています。
素晴らしい! 流石、世界一の旅客数を誇る空路だけあります。
・・・と言っても、札幌の中心地までは、それなりの距離がありますけどね。





今回の青春18きっぷ1日目は、新千歳空港駅からスタートします。





ここからが、完乗の旅のスタートです。





3分後、隣の南千歳駅に到着。





南千歳の駅名板。
この駅名板を見ると、北海道に来たという実感が沸いてきますね。





このまま列車に乗り続けていれば、1時間もしないで札幌へ到着するのですが、せっかくの機会なので、この付近の細々した路線を乗りつぶしておくことにします。





次の乗車まで18分間と微妙な間があるので、南千歳駅の駅舎でも撮影しておくことにします。





南千歳駅の入り口と駅舎(一部)。以上。
(実はあまり時間が無くて、良い撮影スポットが見つかりませんでした・・・)





ここからは、札幌とは逆方向の列車に乗車します。





19分後、苫小牧駅に到着。
ここは、9月の旅でも立ち寄っている駅です(2015年9月21日の旅日記(2)の終盤参照)。





苫小牧からは、今来た路線を引き返して、そのまま札幌駅まで至ります。





81分後、札幌駅に到着しました。

時刻は11時半。
まだ今日の乗車を終えるには早すぎます。
次なる列車に乗車しよう、としたところ・・・





ホームに停車している、いかにも特別仕様の列車。
これはまさか・・・





寝台列車カシオペア(札幌行き)の車両でした。
おぉ! まさかお目にかかることができるとは思っていなかった。

寝台列車カシオペアは、札幌と上野の間を行き来する寝台特急列車です。
車両が一編成しかない上、片道だけでも丸一日かかってしまうために毎日は運行できず、それぞれの始発駅を2~3日おきに出発している、臨時列車でもあります。

このカシオペアですが、今年度末の北海道新幹線開通とともに廃止となることが、正式発表されています。
歴代の寝台列車が数多く姿を消す中、当列車も時代の流れに逆らえずに、その歴史に幕を下ろすこととなったのです。
同時に寝台列車「はまなす」も今年度末に廃止となることが決まっており、これで全国に残る寝台列車(定期運行)は「サンライズ瀬戸・出雲」くらいとなってしまいました。





今回の運行を終え、静かに札幌駅を去っていくカシオペア。
微妙にピンボケしてしまったのが残念ですね・・・。





さて、そんな豪華列車とは縁が無い、地道な列車の旅を再開します。
ここからは、函館本線を旭川方面へ向けて出発します。





途中の江別(えべつ)駅。





この辺りは、あまり雪が降っていないようです。
ところどころ白くなっているものの、雪国という印象はありません。





37分後、岩見沢駅に到着しました。





岩見沢駅名板。
北海道旅行では、駅名板もきちんと押さえておかなければなりませんね。





駅のホームにある、割とリアルの馬の像。
岩見沢では2006年まで競馬場が営業されており、そこで「ばんえい競走」(馬がソリを引いて争う競走)も行われていた、ということでこの像だそうです。

そんな競馬の町を後にし、さらに函館本線を北へ進みます。





およそ40分後、滝川(たきかわ)駅に到着しました。





滝川駅名標。





今日は、ここ滝川駅まで来たところで、また札幌駅まで引き返すことになっています。
というのも、滝川そのものに用があった訳ではなく、札幌ー滝川間を乗りつぶしておきたかったからです。

なお、この滝川という駅の立地が、明日の旅で大きな意味を持ってくることになります。





ちなみに、ここ滝川市には、國學院大學の北海道短期大学部もあります。
國學院と言えば、渋谷を本学とする大都会の私学、というイメージがありますが、こんな場所にも系列校があったのですねぇ。





折り返しの列車まで時間があるので、駅の外に出てみます。





駅前は工事中のためか通路は狭く、通路確保のためによけられた雪が積まれていました。
そういえば、今回の旅でやっと雪を見かけた感じですね。
気温も北海道にしては高く(それでも0℃程ですが)、旅するには理想的な天候という感じですね。





今後につながる区間の乗りつぶしを果たしたところで、札幌方面へと引き返します。





途中の砂川駅。





豊沼駅。





このあたりは雪が一面に広がる、雪原の風景が堪能できます。









奈井江(ないえ)駅。













美唄(びばい)駅。





「びばい」という音の響きが、本州には無い独特さを感じます。





光珠内(こうしゅない)駅。





光珠内の駅舎。





滝川から48分間で、先ほども立ち寄った岩見沢駅まで戻ってきました。





駅名板も、一応押さえておきます。
岩見沢では22分間あるので、駅の外へ出てみます。





JR岩見沢駅。





・・・の前にある、妙な女性像。
全国の色々な駅に行くと、色々な芸術作品を目の当たりにしますが、どれも理解し難いものばかりですね。
まぁ、私のような芸術的センスの無い人間を相手にしているわけではないのでしょうけど。





岩見沢辺りまで戻ってくると、雪は全く見られません。
同じ北海道と言っても、積雪は地域によってピンきりのようですね。





函館本線を、さらに札幌方面へ戻ります。





4時間ぶりに、札幌駅へ帰ってきました。





札幌駅名板。
サッポロビールの駅名板ですから、やっぱり「さっぽろ」がしっくり来ますね。

さて、時刻はまだ16時前。
普通の完乗の旅なら、まだここから乗車を続けるところですが、今日は悪魔のミサに参加するのが目的なので、鉄道の旅はここで終了しておきます。





駅構内にあった、北海道新幹線開業をカウントダウンするパネル。
思えば、新幹線もついに北海道まで来る事になるんですよね。
私が物心ついた時には、北の新幹線は盛岡どまりだった印象が強かったんですけどね。

今後は15年程で札幌まで延伸予定とのこと。
その頃、全国の鉄道事情は一体どうなっているのでしょうか。





そんな鉄道の未来に思いをはせながらも、まずやるべき事は腹ごしらえ。
9月にも来た、この回転寿司屋で夕食を済ませます。

・・・やっぱり、旨ぁ~い!
回転寿司と言って侮ること無かれ。
私は各地の回らない寿司屋にも足を運んでいますが、ここに及ばない店はいくつもありますね。
高かろうが安かろうが、旨いものを食わせてくれる店こそ至上ですね。
今後とも、全国各地の旨い店にめぐり会えることを楽しみにします。





大満足な夕食を終え、駅の外に出ます。





相変わらず壮大な規模の札幌駅。
15年後の新幹線開通に向け、駅前の改築案など様々出ているようです。
この光景も、今後は大きく変わってくるのかもしれませんね。

札幌駅を後にして、ミサ会場へ徒歩で向かいます。





程なくして見えてきた、札幌時計台。
ここに用がある訳では無いのですが、通り道にあるので、せっかくだから寄ってみます。





正面からの図。





時計台を良い角度で見上げつつも、奥の建物が残念の図。





・・・まぁ、前にも一度来ているし、写真はこのくらいでいいか。





時計台から歩いてすぐに、さっぽろテレビ塔が見えてきました。
と、同時に本日のミサ会場に到着しました。





ここ札幌市民ホールは、通称
「わくわくホリデーホール」とも呼ばれています。
これから全員死刑になることを考えると「わくわく」していられないはずですが、内心はとても「わくわく」しながらミサに望みます。

ミサの内容は・・・
やっぱり最高だ!
・・・でも、暖房が暑い! 始めは長袖を着ていましたが、途中から半そでTシャツになりました。
雪国って、暖房の効きが強いと聞いてはいましたが、確かにその通りでした。





3時間後、続・全席死刑終了。
全席死刑ツアーとはまた演目がガラリと変わり、新鮮な感覚で堪能することができました。





ちなみに、現在の気温は1.9℃。
コートを着込んでも、寒さが痛さとなって感じる始めるくらいの冷え込みです。
これでもまだ暖かい方だと言うのだから、北海道の寒さはやはり厳しいものですね。

寒さに凍えながら、本日の宿へ向かいます。





わくわくホリデーホールからも見える、さっぽろテレビ塔。
札幌を代表するランドマークの一つです。




こちらは、正面からの図。
全国、あちこち旅をしているのだから、たまには観光地らしき場所へ来ても良いものですね。





この日は、駅前広場で「ミュンヘン・クリスマス市」なるものが開催されていました。
ビールやソーセージなどを販売する出店が立ち並び、賑わいを見せておりました。

本来なら、「悪魔のミサ直後に神の行事を行うとは、何たる不届きな輩か!」と問い詰める所ではありますが、神に仕える人間の浅はかな行動だと思って、大目に見ておきます。
・・・まぁ、そうでなくともこの時間の飲食は体型維持にとってよろしくないので、神の誘惑に負けず、スタスタと横を素通りしてきます。





テレビ塔と、イルミネーション。
これは神的行事とは関係・・・ないよね?





多くの観光客がカメラを向けるなか、私も便乗してこの雰囲気をカメラにおさめておきました。
今日は、札幌観光をそこそこ満喫できた感があります。





本日の宿に到着。
札幌時計台の間近にあり、駅へも徒歩10分程で到着できる、絶好のロケーションにあります。

さて、今回の旅は本日と明日の2日構成。
既にミサを済ませた明日は、北海道のとある路線を完乗し、かつ自宅に戻るのが目的となります。
その路線は、近く廃止が決まってしまっているあの路線。
今回を逃すと、次は乗車できるか分かりません。
そのような状況なので、ここからは完乗の立場から明日の旅を楽しみにしたいと思います。





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