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2015年10月4日(日) 広島発・東方帰還の旅(1)


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昨日は、山陽地方のローカル線を乗り継ぎながら広島に至り、悪魔のミサにて無事に死刑に処せられました。
今日は、ここ広島からひたすら自宅のある横浜へ向かって、在来線を乗り継ぐ旅となります。
ただ、せっかく長距離を移動するのだから、途中にある短い路線も乗りつぶす予定も入っています。





秋の乗り放題きっぷ、2日目。
ただ、明日は通常勤務につき、実際に使用するのは今日までとなります。
と言っても、広島から横浜まで帰るだけでも既に充分もとは取れてしまうのが、凄いところですね。





朝5時半の広島駅新幹線乗り場を下から眺めるの図。
さすがにこの時間では、まだ新幹線の車両は見えません。

広島から新幹線を使ってしまえば、朝10時頃には横浜に到着できてしまうのですが、当然そんなことはしません。
乗り放題切符で節約したお金が、また別の旅の資金になることでしょう。





広島駅前。
日曜の早朝にも関わらず、駅には人がちらほら見えます。
広島から横浜までは、たっぷり850kmほどあります。
途中、多少の寄り道はしつつも、ひたすら自宅へ帰る旅となります。





今日も、広島駅から完乗の旅(というか帰宅への旅)がスタートします。





本日乗車する、最初の列車が到着。
何やら、ラッピング列車のようです。





どうやら、NHKで放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」にちなんだラッピングのようです。
世間では、近年まれに見る酷評の集まる本作のようですが、どうなんでしょうかね(私は一切見ていませんが)。

車体に何が描かれていても、乗ってしまえば移動手段としての機能は同じ。
遠き東方の自宅へ向けて、いざ出発。





今日は朝から霧が出ており、あまりスッキリとしない気候です。





やがて、夜明けの時刻が近づいてきて、少しずつ霧が晴れてきました。





今日は一日、晴れの予報が出ています。
列車を降りての観光はあまりできませんが、車窓からの風景が素晴らしいものであれば満足ですね。





日曜早朝の穏やかな風景とともに、列車は山陽本線を駆け抜けていきます。





広島から一時間強で、本日最初の終点である三原駅に到着しました。





ちなみに、この広島ー三原間には、山陽本線以外にも呉(くれ)線がという路線が運行されています。
そちらは、海岸線を縫うように進んでおり、瀬戸内海の風景が良く見えるそうです。
しかしその分、所要時間が多くかかり、広島ー三原間で3時間もかかってしまうとこのとです。

本日の行程に組み込んでしまうと、今日中に自宅へ帰れなくなってしまうので、今日は早く到着できる山陽本線を選んだ次第です。
まぁ、今後も広島辺りから自宅へ帰ることは何回かある予定なので、いずれ呉線も乗車することになるでしょう。





三原駅前。
ここは新幹線が停車する駅でもあります。





三原駅前広場。





噴水前にある、タコの像。
どうやら三原は、タコが名産のようですね。





たこ焼きやらタコ飯やら、タコにちなんだ食事をしていきたい所ですが、日曜朝7時では飲食店も空いておらず、それも叶いませんでした。
・・・仕方ないから、せめて職場への土産として、タコせんべいでも買っていくとするか・・・。

土産を買い終わり、次の列車まではまだ少し時間があります。
何か暇つぶしのネタでもないかと、駅構内を歩いていたところ・・・





「三原城天主台跡入口」の表示。
おぉ、近くに城があるのか。是非行ってみよう。





・・・何か、もうここが既に城っぽい雰囲気。
調べてみると、何と三原駅は、三原城跡の中にある駅だということが分かりました。





壁には、「761K000M」(新幹線の路線で、東京駅から761km地点の意味)の表示。





駅中にある扉から外へ出ると、そこは既に三原城跡。





まるで、駅のために作られた庭園のような光景が広がっています。





史跡だという表示が無ければ、ただの公園だと思ってしまいますね。





城跡の目の前には、新幹線ホームが広がっています。
これ、路線を開通させるときに、史跡保全の観点で反対運動とか起きなかったのかな。





史跡から、新幹線が運行されている様子をはっきり見ることができます。
もし城に興味が無かったとしても、ここは鉄道好きとしても良い場所ですね。





当史跡の説明文が書かれている碑。
写真を少し拡大してみます。





・・・だそうです(文字おこし省略)。





城と言えば堀。
三原城の堀はちゃんと保全されており、三原が城下町であることを実感します。





三原城の堀と、三原駅新幹線ホーム。
城の中に駅があるという何とも珍しい光景を、図らずも目の当たりにできて大変満足です。
今後も、旅の中で思いがけない出会いや気付きがあることを期待します。

列車の時間が迫ってきたので、ホームへ戻ります。





三原からは、一気に岡山県の相生まで行く列車に乗車します。
約2時間半で150km程を快走します。





やがて見えてきた、瀬戸内海の風景。





すると、遠く向こうに大きな橋が見えてきました。

あれは通称「瀬戸内しまなみ海道」。

愛媛県の今治市から瀬戸内海を横断し、広島県の尾道市を結ぶ自動車道です。





尾道駅を出発したあたりから、はっきりと大きく見えるようになってきます。
そのしまなみ海道の橋を・・・





線路は下をくぐる形で交差します。
鉄道ではないものの、いずれこの橋も渡ってみたいものです。
(以前に一度、複数名での旅で渡っているのですが、一人旅で改めて渡りたい、という意味で)





途中の松永駅。





向こうに見えるは、日本を代表する企業(だった)SHARPの福山工場。
素晴らしい技術を持ちながら、目の付け所を誤った企業は今、窮地に立っています。





今回の列車の旅の出発地である、岡山駅を通り過ぎます。
この駅も今後、何度か立ち寄ることになるでしょう。





岡山を出て、列車はなおも高速で突き進みます。





兵庫との県境に近い、和気(わけ)駅。









今日も良い天気で、まさに列車の旅日和です。
日本は、どこへ行っても車窓からの風景が素晴らしい国だと実感します。





終点の相生駅に到着しました。
まだ午前中であることや、景色が良いということもあり、疲労はあまり感じません。





ここでの接続は、たったの2分間。
すぐさま、次の列車に乗車します。





相生駅から20分ほどで、姫路駅に到着。





姫路からは、長浜行きの新快速に乗車。





家路を急ぐなら、このまま米原まで乗り続けるところですが、せっかくなので道草していくことにします。


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