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2015年2月21日(土) 首都圏周遊の旅(2)


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2015年2月21日(土)17時05分




1時間の待ち時間を消化し、鶴見線の乗り場へ。
見ての通り、同じJR線内なのに何故か乗り換えの改札が存在します。
まぁ、私は乗り放題切符を使用しているので、全く問題ありませんが。




路線概要図。
それぞれの路線は15分程で乗り終わりますが、事はそう単純ではありません。
ちなみに、窓から見えている下方にあるホームは、同じ鶴見駅のもの。
大網駅の東金線同様、鶴見線もいい感じで端へ追いやられています。




鶴見線ホーム。
う〜む、このいかにも「昭和」って感じの寂れた雰囲気のホーム、最高ですね。
これはたまたま人がいない時に撮りましたが、実際には生活路線となっているためか、乗降客は結構多くいます。




海芝浦行き鶴見線電車。
ホームの昭和っぷりとは反して、電車は最近っぽい綺麗な車体です。
17時20分に鶴見駅を発車。




車窓からの風景は、こんな感じ。
海辺の工業地帯を、ひたすら走ります。




12分後、終点の海芝浦駅到着。



ホームの下は、すぐに海。
「海芝浦」の名に恥じない、海っぷりです。
いや〜、海の間近まで電車で来れるなんて、何て良い路線なんだろう。
ホームそばに海がある駅と言えば、東海道線の国府津駅もこんな感じだったかな。
あそこでも、また下車してみたいな。
(そういや、御殿場線に乗る時に必ず降りるな。近々行くとしよう。)




終着駅恒例の、どん詰まり路線。
いやいや、味わい深いですなぁ。




ちなみにこの駅は東芝の工場の目の前にあり、社員専用改札もあります。
日本の科学技術はこういう所で生まれているのだなぁ。
社員の皆さん、お勤めご苦労様です




駅のすぐ目の前には、「海芝公園」なる遊歩道がありました。
電車の時間まで少しあるので、歩いてみることにしました。




「遊歩道」と言っても、社員以外の人は鶴見線を使わないと入れません(多分)から、鉄道マニアや社員のためだけの設備と言ってもいいかもしれません。
ちなみにこの遊歩道、わずか30メートルほどで終了していました。短ッ!




目の前に広がるは、ひたすら海と工場地帯。
夕暮れの時間帯だけど、曇っているので景色としてはイマイチですね。
こちらは南東方向のようなので、晴れた早朝などにまた来たいかも。
・・・あ、でもこの遊歩道、朝の9時からって標識に書いてあったな。
じゃあ、朝イチで駅のホームから見てみたいな。いつかそのうち。




この日は風がそこそこ強く、波も少し荒かったです。




そんな状況を察してか、万が一の為の救助用浮輪が設置してありました。
ここで海に入ろうとする人はいな・・・いるのかなぁ?




そこそこ海を堪能したので、帰りの電車に乗車。
途中の浅野駅にて下車。
ここから2つ目の終着駅「大川駅」へ向かう電車に乗り換えます。

さて、浅野駅ですが、鶴見行きから大川方面行きに乗り換えるには、駅内にある2箇所の「踏み切り」を越える必要があります。




乗り換えのための踏み切り、その1。




乗り換えのための踏み切り、その2。




ホームに到着。
この駅、無人駅でもあるので、歩いているうちにどこまでが駅構内なのか、分からなくなってくるなぁ。
世の中には、面白い構造の駅があるものだ。




大川行きの電車、到着。
と言っても、2駅6分間しか乗りませんが。




電車の中でたまたま見かけた、中学校の入試問題。
あれこれ考えているうちに、終点に到着してしまいました。
終点に着いてしまったら、仕方ない。
時間が来てしまったら、解けなくても仕方ない。




2つ目の終点、大川駅到着。
この駅は、先ほどの海芝浦と違い、ホームそばに海はありません。




大川駅時刻表。
この本数の圧倒的少なさ、鶴見線完乗を困難なものにしている張本人ですね。
というか、今から乗る18時1分発の電車が終電なのか!
知らずにうっかり乗り過ごしたら、本日の旅終了だったじゃん!
(まぁ、その場合はすぐ近くの隣駅まで歩いて、旅再開なのだろうけど)
こういう駅があるから、事前の下調べは欠かせませんな。




大川駅からの料金表。
ここまでのレポートを見ていると、横浜から220円で来られる区間とは、とても思えませんな。
まぁ、こういう都会にありながらのある意味「秘境駅」というのも、オツなものです。




鶴見線第3の終点、扇町駅へ向かいます。




乗車すること10分程で終点に到着。




おなじみのどん詰まり。
「これまでたどってきた線路が、ここで終わっている!」感がいいですよね。
それが到達困難な駅ともなると、感慨もひとしおなのでしょうね。




時間の余裕が多少あるので、改札外から駅舎を撮影。
当然のことながら無人駅ですが、IC乗車券に対応している辺り、やはり「秘境駅」と呼ぶにはまだまだですね。




改札近くのごみ置き場?に猫が数匹。
そういや鉄道乗りの先輩が、猫がどうとか言っていたなぁ。
それほど、扇町駅の猫は名物ものなのだろうか。




餌は潤沢にあるらしく、あまりおねだりはしてこない。
人にもそこそこ慣れているようで、近づいてもあまり逃げようとはしない。
・・・でも、衛生状態が良さそうにも見えないので、一応触らないでおく。

その後、引き返す電車にのり、2駅隣の浜川崎駅に到着。




これにて、本日一番の難所「鶴見線」完乗終了。
鶴見駅を17時20分に出て、浜川崎18時29分到着ですから、ほぼ1時間程で消化できたことになります。
いやぁ、特に大川駅の時刻表を考えると、綿密に計画して効率良く完乗できましたね。
満足、満足。

この浜川崎駅からは、南武線の支線が接続しており、こちらを乗車すれば南武線も完乗となるので、そちらに乗り換えるとします。

鶴見線のホームから南武線に乗り換えるには・・・




陸橋を渡って改札を出て・・・




公道を挟んで、向かいの建物入り口から改札に再入場して・・・




南武線のホームに到達。
何か、この辺り妙な構造の駅が多いな。
とても同じJRの同じ駅とは思えないな・・・。




でも、駅名標はやっぱり浜川崎駅。




ホームの何とも言えない静けさの中、やってきた電車に乗車し、南武支線の終点を目指します。




7分後、終点の「尻手(しって)駅」に到着。
これで南武線も完乗完了。
時間は19時前となり、そろそろ1日の締めに入る時間帯ではありますが、今日はここからさらに2路線の完乗を目指します。




まず、昼間も乗った南武線(本線)立川方面に乗車し、武蔵小杉駅で下車します。
この駅で下車した理由は、横須賀線を完乗するため。
本来、横須賀線は大船ー久里浜間のことを指しますが、一般的には
久里浜ー大船ー戸塚ー横浜ー武蔵小杉ー品川ー東京
に至るまでの路線も何故か「横須賀線」と呼んだりしています。謎。
ちなみに、今回のルートでは武蔵小杉ー東京間が乗車できませんが、この区間は横浜から千葉方面へ抜けるときにいくらでも利用するので、今回は無理に塗りつぶしはしません。

当初、この駅の接続は2分間を予定していましたが、雉を撃ちに行きたいという理由もあり、電車を一本遅らせようか悩んでいました。
武蔵小杉駅に到着して、横須賀線への乗り換え口を確認しようとしたところ・・・




え?365m? そんなの最初から2分じゃ無理じゃん。
というか、道の状況によっては、10分近くかかるし。
何だか京葉線ホーム@東京駅を思い出すような、追いやられっぷりですね。
どちらにしても間に合わないことが分かったので、雉を撃ちに行ってから通常の徒歩スピードでホーム間を移動。




横須賀線のホーム近くの標識。
どうやら、東横線は南武線近くにあるようで、やはり横須賀線とは遠いようです。
それにしても500m近くあるとは・・・。京葉線ホーム越えかも。
今後のためにも、「武蔵小杉駅の乗り換えは要注意!」と覚えておこう。

とにかく横須賀線に乗車し、そこからは1時間ほど電車に揺られ、終点の久里浜駅に到着。




横須賀線完乗。時刻は20時32分。
さすがに車窓からの景色は、もう堪能できる時間ではありませんでした。
とりあえず「乗りつぶした」という感覚ですね。




終着駅でどん詰まり・・・のはずが、まだまだ線路が続いている様子。
あとで調べてみたところ、数百メートル先の住宅地の真ん中にどん詰まりがあるとのこと。
これは是非、別の日の昼間にその現場を押さえませんとね。
どちらにしても、三浦半島はこの久里浜駅が終点というよりは、京急の三崎口駅の方が終点という感じが強いし、いずれまた来ようと思っています。




久里浜駅でのリベンジを誓った後、折り返しの電車に乗り、途中の大船駅で下車。
そこから根岸線に乗り換え、本日のスタート地点である桜木町駅に到着。
これで早朝の乗車と合わせて、根岸線も完乗したことになります。




桜木町駅着は21時46分。
出発から15時間半が経過していました。
さすがにこれだけ電車に乗ると疲れましたが、多くの路線を完乗できたし、是非今後も続けていこうと思える充実感がありました。




これにて「JR完乗の旅」初日終了。


以下、本日の電車乗り継ぎ詳細記録。
改めて文字に起こすのも手間なので、エクセル集計したものを絵で貼っておきます。
(駅名左隣の四角の中にある数字は、その駅での待ち時間)

 

NEXT Travel・・・3月1日(日)久留里線



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